概要


※日差しが入り込みやすい場所で使用しているため画像が不鮮明です。ご容赦ください。

当法人では業務にIT製品を活用しており、とりわけWindowsパソコンの使用についてすべての職員が使用できる環境を用意しております。業務によって使用形態やシーンは当然異なるのですが、どの用途であっても、セキュリティと情報管理の一環で各職員毎にユーザーアカウントを用意し各パソコンにログインする運用を行っております。各職員毎にユーザーアカウントを用意して運用する、このような形態は企業様では当然の運用方法だと思われますが、企業様同様の1人に対して1台の貸与、ができるわけではないため、数台のパソコンは複数人で共有、という形態を取らざるを得ません。そのため、共有パソコンを使用する場合であっても、パソコンにログオン(ログイン、サインインとも言いますが、このページでは「ログオン」で統一します)して作業が終わったらログオフ(ログアウト、サインアウトとも言いますが、このページでは「ログオフ」で統一します)、を行っております。

他方、このような運用にかかわらずパソコンを業務で使用する上でどうしても課題となってしまうのですが、すべての職員がパソコンの使用に精通しているわけではない、ということです。「スマートフォンは所有していてもパソコンは所有していない」「所有していたとしても操作に不慣れ」このようなことはよくあることでしょう。この「不慣れ」はパソコンを使用する際に随所で登場し、業務の妨げになってしまう非常に厄介な存在です。

そこで、直接的に課題解決ができるわけではありませんが「ログオンだけでも簡易にして、できるだけパソコンに対する苦手意識を低くする」取り組みに着手し、紆余曲折を経て、株式会社日立社会情報サービス様の顔認証ソフトウェア「FaceViTAL PCログオン」をすべてのパソコンに導入、また株式会社日立社会情報サービス様のご厚意により「FaceViTAL PCログオン」導入に際しインタビューを受けることになりましたので、ここでその内容をご紹介させて頂きます。

FaceViTALとは

この度導入させて頂きました「FaceViTAL PCログオン」は、Windowsパソコンで使用することができる、顔認証を利用したWindowsログオンソフトウェアです。詳細は株式会社日立社会情報サービス様のWebサイトをご覧頂きたいのですが、通常Windowsパソコンにログオンするには職員が個々で設定したパスワードを使用しますが、あらかじめこのパスワードと使用する職員の顔情報を結びつけ、顔情報を照合して本人であれば「FaceViTAL PCログオン」が代わりにWindowsパソコンにログオンを行ってくれるためパスワードを入力する手間を省けます。

顔認証「FaceViTAL」:株式会社日立社会情報サービス

この「FaceViTAL PCログオン」のように、認証に顔情報を用いることを生体認証と呼びますが、指紋認証や静脈認証、虹彩認証も生体認証と呼ばれます。スマートフォンでも生体認証は一般的なものになりつつあると思いますが、指紋認証や静脈認証では衛生面での問題が残り、また虹彩認証では専用の機器が必要であったため、Webカメラのみで動作し比較的安価に環境を整えることができる顔認証は非常にコストパフォーマンスに優れた認証方法であると言えます。


※画像はロジクール社のC270ですが、ノートパソコンやタブレットパソコンでは内臓Webカメラを使用しております。

なお、同じ顔認証でありながら、Windows10から使用できるようになりました標準機能「Windows Hello」を用いなかった理由でございますが、

  • 当法人が所有するノートパソコン内臓のWebカメラが対応しておらず、また対応しているWebカメラそのものの選択肢が非常に少ない
  • 1台のパソコンに登録できるユーザー数に限りがある
このような理由によって採用しませんでした。

導入事例インタビュー

株式会社日立社会情報サービス様のご厚意により、「FaceViTAL PCログオン」を導入についてインタビューをお受けすることになりました。なお、インタビューの内容は株式会社日立社会情報サービス様のWebサイトで閲覧することができます。

社会福祉法人 誠豊会 ぽぷらの樹:株式会社日立社会情報サービス

なお、インタビューは

  • 沢田 誠 副施設長
  • 西島 直樹 総務課主任
の2名でお受けしており、「FaceViTAL PCログオン」導入の経緯や効果、今後の展望等についてお話しさせて頂きました。

「顔認証ソフトウェアの導入そのものが目的」ではなく「背景にある諸所の課題をクリアするための手段」であることを念頭に取り組んできましたが、今取り組んでいることを更に深掘りし、客観的な視点で課題をより正確に洗い出す意味でも、非常に有意義な結果が得られたことが何よりの成果でした。このような非常に貴重な機会をくださった株式会社日立社会情報サービス様には心より感謝申し上げます。